財団は国家記録院(院長 イ・ソヨン)と国立中央図書館(館長 徐惠蘭)と共に、各機関が所蔵する日帝強占期資料のうち、これまであまり知られてこなかった子どもと女性に関する強制動員の証拠と、これを正当化し、扇動するための新聞記事や文献などを公開する場を設けた。
これまで、関連資料についての個別閲覧は可能だったが、一箇所に集めて展示を行ったのは今回が初めてである。今回の公開は、昨年に強制動員関連の記録分析と研究を共同で行うことに共鳴した3つの機関が、これまでの成果と今後の方向性を模索するために開催した共同フォーラムと連携したものだ。今後、これを機会に、大きな注目を集めてこなかった子ども・女性への反人権的、不法的な動員に対する関心と論議がもたらされるだろうと期待している。