財団では8月14日(金)、第3回日本軍‘慰安婦’被害者をたたえる日を迎え、<資料からみる日本軍‘慰安婦’の問題>をテーマに学術会議を開催した。
金正賢研究委員(財団 国際関係と歴史対話研究所)は、中国の日本軍戦犯の陳述書からみる‘慰安婦’問題を、趙胤修研究委員(財団 日本軍‘慰安婦’研究センター)は日本政府の資料にみえる日本軍‘慰安婦’問題について、そして朴貞愛研究委員(財団 日本軍‘慰安婦’研究センター)は朝鮮総督府の渡航統制資料と朝鮮人‘慰安婦’の移送問題について、それぞれ発表した。
今回の学術会議は、さきに学界とメディアの注目を集めた<日本軍‘慰安婦’資料目録集>4巻に続き、<日本軍‘慰安婦’問題 資料集Ⅰ,Ⅱ>を発刊するなど、日本軍‘慰安婦’の研究に関する基礎資料と証拠を蓄積する研究成果として、学界の期待を集めている。