日帝侵奪史 資料叢書『日本軍‘慰安婦’問題 資料集』1・2発刊

財団は日帝侵奪史資料叢書『日本軍‘慰安婦’問題 資料集』1・2を発刊した。日帝植民支配の実状に対する研究を集大成する‘日帝侵奪史編纂事業’の一環で企画されたこの本は、日本軍‘慰安婦’関連の公文書70件の原文と翻訳文を掲載したものだ。日本軍と日本政府が‘慰安婦’を募集し、移送したことがわかる資料を載せた1巻と、慰安所運営の実態と前後の‘慰安婦’犯罪がどのように処罰されたかがわかる資料を含む2巻で構成されている。

この資料集は2019年までの‘慰安婦’関連の最新資料を原文・翻訳文と共に掲載し、一目でわかりやすいようにまとめたもので、資料を理解するのに役立つよう、各巻の冒頭には資料を分析した財団の南相九、趙胤修研究委員の解題が記載されている。この資料集を通し、日本軍‘慰安婦’の動員や慰安所の設置･管理が日本軍と政府の主導下で行われ、その過程で不法行為が恣行されていたという事実が、公文書を通じて明確に露わになっていることを確認できるだろう。