財団の国際関係と歴史対話研究所では、6月17日(水)大会議室にて金興圭 亜洲大学 政治外交学科教授・中国政策研究所所長を招き、‘韓半島をめぐる米中関係の現状と展望’をテーマに専門家懇談会を開催した。司会は郭眞吾(財団責任研究委員)が行った。今回の懇談会では、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)以降の米中間における競争戦略の現況を精査し、韓国の対応方針に係わる様々な選択肢について議論が交わされた。今後、韓国は‘親米か、親中か’という二分法的接近を止揚し、一定区域内の情勢変化について、能動的かつ柔軟に対応できる力量をもつことが重要だと結論付けた。