東北亜歴史財団
東北亜歴史財団
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東北亜歴史財団は、2006年9月22日、「東北アジアの歴史問題および独島関連事項に長期的かつ総合的な研究・分析を行うとともに、体系的かつ戦略的な政策開発を進めることによって、正しい歴史を確立し、東北アジア地域の平和と繁栄の基盤を整える」ことを目的に設立されました。創立以来、今日に至るまで、東アジアにおける平和体制の実現、共生と協力の体制を構築するために尽力してまいりました。
東北アジアの国家間には、対立と衝突だけが存在してきたのではありません。交流と協力の歴史的経験も多く積み重ねてきました。対立と衝突から生み出された傷は、歴史和解を通して昇華させ、交流と協力の歴史を強調することによって、歴史認識の格差を埋めていかなければなりません。東北アジアの国家間に知的・人的ネットワークを広げることで、平和を志向する共同の歴史認識を創出し、さらに東アジア的観点を共有できる段階に進展しなければならないのです。自国中心の民族主義・国家主義の障壁を低め、互恵協力を可能とする土台は、そのような認識の上で可能となるでしょう。東北アジアに平和が定着してこそ、アジア・太平洋地域に平和の波を起こし、さらには世界平和の道も開かれると存じます。
私たち財団は15年間蓄積した成果を基に、高水準の研究を生産し、東アジアの平和に貢献できる論理と議論を発信していきます。政策対案も開発し、国民教育の体系も強化していく予定です。現実の東北アジアの情勢は非常に厳しいですが、歴史をめぐる葛藤を解消し、歴史和解を試みることこそが平和への近道と信じます。私たち財団がこのような役割を果たしていけるよう、最大限の努力をしていく所存です。
本日は、財団ホームページにアクセスしていただき心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
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