財団では2016年をスタートに、教育部と地域の教育庁と共同で独島体験館を構築しており、地域間とのバランスのとれた独島体験教育を目指し、毎年、市・道別に常設の独島教育施設を拡充している。この一環で、2月21日に15カ所目の独島体験館が済州教育博物館にてオープンした。

済州特別自治道教育庁の独島体験館は、‘独島のアシカと済州の海女との出会い’というテーマで、済州道民が親近感をもって独島にふれあえるよう企画された。独島のアシカARゲーム、独島VR、独島3D立体映像など、従来よりも体験コンテンツを拡充し、子どもにもわかりやすく、また楽しんで独島サラン(愛)を実践できるよう設計された。

済州教育博物館では、訪問する済州道民をはじめ、全国の観覧者が済州教育に対する理解を深められるよう、様々な体験活動と展示パネルを通じて、領土主権の大切さと領土を守るための意志を自ら実感することができるようにする予定だ。今後、済州島で独島に出会える特別な空間として位置づけられていくよう期待している。