財団は市民と青少年の歴史図書を読む機会を活性化させ、東北アジアの歴史問題に対する関心を引こうと、「第2回 東北アジアの歴史教養書 読書感想文コンクール」を開催した。昨年に続き、二回目の開催となった今回のコンクールは、8月3日から9月6日まで受付けが行われ、市民の強い関心を集めて、約200件近い読書感想文の応募があった。
受付けされた読書感想文に対する公正な審査を通じて、10月中に授賞式を開催し、成人部と青少年部の各部門で最優秀賞4名、優秀賞8名、奨励賞14名を選定し、財団理事長賞と副賞を授与する。入賞しなかった参加者にも所定の商品券を贈呈する予定だ(※審査結果によっては施賞しない場合もある)。
今回のコンクールを通し、一般の方でも簡単に読める財団発刊の教養叢書を広報する機会になり、あわせて東北アジアの歴史懸案を正しく伝えることに大きく貢献するだろうと期待している。