財団は12月11日、ベトナムのハノイにある社会科学院大会議室にて、ベトナム社会科学院と共に“韓国とベトナムの歴史の中の海洋ガバナンス(Powering the Sea: State Governance and Communities Attachment in History of Vietnam and Korea)”をテーマに、2019年度下半期共同学術会議を開催した。財団はベトナム社会科学院と2017年に相互業務協約を締結して以来、今年6月にソウルで第一回目の共同学術会議を開催した。今回の学術会議は前近代、近現代、領土海洋の計３つのセッションで構成し、4名(南相九、徐鍾珍、權恩姝、劉夏榮)の財団関係者が発表を行い、3名(李慶美、尹裕淑、郭眞吾)の財団研究者が討論を行った。ベトナム側からはディン･クァン･ハイ(社会科学院 歴史研究所長)、ウンウェン･ドゥク･ニュエ(社会科学院 歴史研究所 副所長)、パム･ホン･トゥン(ハノイ 社会科学大学)、トゥラン･ティ･プオン･ファ(社会科学院 歴史研究所)、ウンウイェン･バン･ミン(ベトナム 沿岸警備隊)らが発表を行った。また、財団は2020年からベトナム社会科学院と共に、日帝侵奪史関連の共同研究、及び学術協力を推進していくことを今回のハノイ学術大会で協議した。