財団の独島体験館はより良い独島体験館の運営と観覧サービスを提供するため、来館者を対象に満足度調査を実施した。今回の調査は独島体験館を訪問予約した来館者と、対象別のプログラム(未就学及び小学校低学年対象の‘独島の宝探し’、小学校高学年対象の‘今日は私が館長’、中学･高校生対象の‘自由学期制’)に区分して実施した。

この調査は2020年1月から12月まで、訪問予約した来館者(330名)を対象に実施したもので、そのうち195名(59%)がアンケートに回答した。訪問のきっかけについては‘独島を知るため’が173名(89%)で最も高い割合を占めており、観覧前後の‘満足度の変化’に関する設問では4.15点→4.43点(5点基準)で0.28点増え、観覧前後の‘独島に対する理解度の変化’について尋ねた設問では、3.15点→4.56点(5点基準)で1.41点増えたことがわかった。また、独島体験館を見学しながら‘独島を理解するのに最も役立ったこと’を尋ねた設問には、‘ワークシート’が89名(46%)、‘展示の内容’が85名(44%)との回答が多数を占めた。最後に独島体験館の発展のために必要な点についての設問には、‘多様な展示、教育プログラムの企画’と答えた人が90名(46%)で最も高い得票率だった。