11月19日、東北アジア歴史財団は財団の主会議室で日本の近代産業遺産に関する国際学術会議を開催しました。会議のテーマは「ユネスコ世界遺産登録を巡る対立と協力」でした。
7月27日、インド・ニューデリーで開催された第46回ユネスコ世界遺産委員会で、委員会は日本の新潟県にある佐渡鉱山をユネスコ世界遺産に登録することを最終決定しました。韓国政府は、佐渡鉱山の遺跡における強制労働を含む完全な歴史を反映するという国際記念物遺跡評議会(ICOMOS)の勧告を日本が誠実に実行するという条件のもと、登録決定に同意しました。しかし、朝鮮人労働者に関連する展示には労働の強制性を明確に示す表現がないことが批判されています。