基礎学問分野の著述と出版活性化を目的として、大韓民国学術院(会長 イ・ジャンム)が2002年から行っている優秀学術図書の選定に、財団理事長(李榮昊)の著書『東学・天道教とキリスト教の葛藤と連帯、1893~1919』(プルン歴史出版)が選ばれた。この本は東学農民戦争から3.1運動に至る時期の東学、天道教、キリスト教との関係を研究し、民衆運動の系図を究明することで、3.1運動における連帯が民族独立のための突発的な共鳴によるものだったのではなく、15年に及ぶ相互の模倣と競争のうえで可能だったことを明らかにした。
今年選定された図書は人文学67種、社会科学95種、韓国学35種、自然科学68種など、計265種類に及んだ。学術院は優秀学術図書について、各大学の需要調査を経た後、約8万冊の本を全国の大学に補填していく予定だ。
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