財団は中学校教員の‘東アジア史’教科目に対する理解を図り、教科指導の専門性向上を目指すべく、毎年、東アジア史教員研修を推進している。今年始めての研修は、東アジア史教員研修基礎課程(1・2期)として、‘東アジア4カ国が選択した近代’をテーマに朝鮮・中国・日本・ベトナムの近代に関する教育課程で編成された。

教員研修1期は6月12日と19日に行われ、2期は7月10日と17日に実施される予定だ。講義は新型コロナウィルスの影響により、非対面のオンライン双方向型の研修で行われたが、対面教育での参加が困難な状況においても、受講生たちの熱烈な参加が際立った。

今年下半期には東アジア史教員研修強化過程が計画されている。今後も財団は東アジア史教育の活性化のため、引き続き尽力していく予定だ。