日韓会談・日韓協定 その後の日韓関係
  • 日付2016.01.15
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書名 : 日韓会談・日韓協定 その後の日韓関係

 

ISBN 978-89-6187-363-5 03910

 

 

 

日本の敗戦と韓国の独立以降、日韓関係の基本的な枠組みを定めた日韓協定に焦点を合わせて記述している。日韓協定は、14年間、中止と再開を繰り返しながら両者協議、つまり日韓会談を経て1965年に締結・発効された。その後、50年間、日韓協定の一部は改定され、一部の条文はそもそもの趣旨に照らして補完したものもある。そのため、日韓協定の内容と意味、その性格をきちんと理解するためには日韓会談とその後の日韓関係をも歴史的な見方から総合的・体系的に考える必要がある。この本のタイトルを「日韓会談・日韓協定、その後の日韓関係」にしたゆえんである。

 

 

 

目次

 

1.この本の問題意識と議論の方向
   1) 国交正常化50年と日韓関係の危機
   2) 「日韓会談・日韓協定、その後の日韓関係」の総合的・体系的な意味

 

2.日韓会談の推進と関係諸国の対応
   1) 日韓会談の特徴
   2) 日韓会談をめぐる国際情勢
   3) 日韓会談の経過と論点
   4) 日韓協定の締結と批准
   5) 日韓会談に対する抵抗と収束

 

3.日韓協定の内容と評価
   1) 日韓協定の意味
   2) 日韓協定の内容と限界
   3) 日韓協定に対する評価

 

4.日韓関係の深化と日韓協定の進化
   1) 日韓関係の深化
   2) 日韓協定の進化

 

5.日韓国交正常化50年の総括と展望
   1) 国交正常化50年の達成
   2) 平和共栄に向けたビジョン

 

付録:日韓関係50年の主要文書
後記