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書名 : アルタイスケッチ2-山地アルタイ編
ISBN 978-89-6187-356-7 94910
この本は、ロシアのゴルノ=アルタイ地域(Gorno Altai、山地アルタイ)で興亡した先史文化と古代文化を年代順に沿って眺めたのである。山地アルタイ地域にいつから人類が登場し、彼らの存在や後続文化の主人公とはどのような関係にあるかがわかる。また、各時期別に文化の主人公はどのように道具を開発し、この地域の最初の住民が残した始原文化を受け継ぐ世代がいかに継承・発展してきたのかを調べる。さらに、この地域の隅々に残されたペトログリフ(岩刻画)は、灯台の物質文明が精神文化といかなる関数関係にあり、各文化時代別に時代様式の出現様相を考える。また、その文化像が韓民族の文化とどのような関係があるかについても考える。
目次
1.アルタイ地域の地形学的特性-N.A.ボコベンコ
2.アルタイ地域の石器時代-A.L.クングロフ
アルタイ人の旧石器研究
アルタイ地域のムステリアン文化期以前とムステリアン文化の発達
後期旧石器時代
中石器時代
新石器時代
3.青銅器時代のアルタイ- A.L.クングロフ
ボルシェムイス文化
アファナシエボ文化
カラコル文化
エルニノ文化
4.アルタイ地域におけるスキタイ時代の文化- N.A.ボコベンコ
すきたい時代のアルタイ地域における考古学研究史と諸問題
アルタイ地域のスキタイ・サク時代の文化
5.匈奴帝国の支配時期のアルタイ- A.A. テシキン
6.アルタイ地域における岩の年代記- E.G. デブルレット
岩芸術の遺跡とその編年
岩に記された古代神話の伝説
7.アルタイそして韓国の民族文化-張錫浩
アルタイの時間・空間的特徴
アルタイにおける文化の主人公と精神文化と物質文明の世界
韓国とアルタイの古代美術